こんにちは。
キキ・コンサルティングの石田です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、皆さまの会社では社員の健康を守るためにどのような制度がありますか?
本日は、倒れてしまってからでは遅い!企業が行なう社員の健康管理とは?という記事を書かせていただきます。
■ 企業の安全配慮義務とは?
2008年に施行された労働契約法の中に『企業の安全配慮義務』の記載があります。
これにより
企業は社員の健康管理を行なう義務がある
と、定められました。
労働契約法は、経営者にとって難しい法律です。
いまや健康管理は「自己責任」ではなく、「企業責任」の時代になりました。
■ 背景にあるもの
その背景には、過剰な業務をこなすための深夜残業や休日出勤による
・自殺や過労死の増加
・うつ病などの精神疾患の増加
があります。
2015年に起こった
「大手広告代理店の社員過労自殺事件」
は、皆さんも記憶に新しいかと思います。
■ 企業が行う健康管理対策
私たちは社員の健康をどのようにして守ればよいのでしょうか。
社員の健康管理に力を入れている企業はこのような対策を行っているそうです。
□健康診断の実施
□残業・長時間労働を減らす
□福利厚生にスポーツジムの利用を取り入れる
など
定期的な健康診断やジムの利用促進は
・病気の予防や早期発見
・運動習慣の定着
に役立ちます。
また、残業や長時間労働の削減は社員のメンタルを守ることに繋がります。
■ 最初の一歩から
しかし全社員に対して、一度にすべてを配慮するのは難しいですよね。 だからこそ、初めは社員一人ずつの働き方をよく注視してみるのがいいかもしれません。
残業が多い社員を見かけた場合、
①業務量の確認
②精神的負担がないか話を聞いてみる
まずは、ここから始めてみては
いかがでしょうか。
■ 社員の健康を守ることは企業を守ること
社員がいなければ企業は成り立ちません。 社員の心身の健康=企業の健康です。
弊社も改めて、メンバーと対話しようと思います。
会社の「存続」と「発展」に心をつくし
みんなの笑顔と幸せをつくり続けます。
キキ・コンサルティング 代表
石田 由紀子