こんにちは。
キキ・コンサルティングの石田です。
今回の新型コロナウイルス感染により亡くなられた方々にお悔やみ申し上げると共に、罹患された皆さまの一日も早い回復と、感染の早期終息を心よりお祈り申しあげます。
全世界にわたるパンデミックとなった、今回の新型コロナウイルス感染症。
今後、様々な方面に影響が出て来ると思いますが、会社を存続させ、経営者と従業員の生活を守るためのリスクマネジメントについて、記事にいたしました。
■ 感染症リスク長期化のフェーズについて
新型コロナウイルス感染症リスクが更に長期化して行くと、どのような影響があるのか? 段階ごとに見て行きます。
1:健康リスク (個々人の生活・仕事に影響)
・自分が感染しない、感染拡大させない
・医療費や休業の負担や死亡を回避
2:業務的リスク (災害としての業務インパクト)
・事業活動の継続、企業の存続
・売上減少、人材不足への対応
3:戦略的リスク (環境変化への適応の可否)
・WEB、キャッシュレス、購買プロセしス
・経営戦略、営業戦略の変更
新型コロナウイルスの影響が長引くほど、社会の価値観が変わって来ます。
長期化するほど次第に戦略的リスクへと移行し、それが企業経営に大きな影響を与えて行くので、それを見据えて経営を考えて行きましょう。
■ 企業としてどうあるべきか?
今一度、自社のミッション(存在意義)使命を確認しましょう。
1:自社の健全性の維持 (自社・社員を守る)
・サービスの継続性の維持
・感染しない・感染拡大しない!
2:顧客の健全性の維持(お客さまを守る)
・お客さまの健康を考えた経営を
・お客さまに対しての情報提供
3:社会の健全性の維持(地域社会を守る)
・マーケットへの積極的な情報発信
・地域社会の健全化の支援
この難局を乗り切るため、お客さまを含め地域一丸となり、リスクマネジメントという視点でベクトルを合わせて対応して行く必要があります。
■ 自社の健全性の維持
まずは自社の健全性の維持を考えましょう。
当たり前のことかも知れませんが、まずは社員一人一人の意識を持った行動をしてもらうことが必要です。
■ コロナ関連情報の提供
次にお客さまの健全性を守るために、情報提供をして行きましょう。
こちらの内閣官房HPに、各業種ごと、お困りごとに応じて、情報が提供されています。
https://corona.go.jp/
■ パンデミックへの対応についての例
こちらは、リスクマネジメント手法の一例ですが、参考にあげさせていただきます。 実際には各会社ごとに見ていく必要があります。
■ 財務体質改善と新たな資金調達
●財務体質改善(下図左)
時には損益分岐点を下げることも検討が必要です。
●新たな資金調達(下図右)
例えばクラウドファンディングなどの新たな資金調達手法も検討しましょう。
(NPO法人日本リスクマネジャー&コンサルタント協会 副理事 松本 一成氏 研修資料引用)
■ 全ては会社の存続と発展のために
今回の記事では、一般的なリスクマネジメントの例としてご紹介いたしました。
各社ごとにご事情が違うとは思いますが、ご参考にしていただければ幸いです。
もし「どうして良いか分からない」という場合は、弊社にてリスクコンサルティングをさせていただきますので、どうぞご相談ください。
会社の「存続」と「発展」に心をつくり
みんなの笑顔と幸せをつくり続けます。
キキ・コンサルティング
代表 石田由紀子