経営者の皆さま、こんにちは。
キキ・コンサルティング代表の石田です。
梅雨が明けても長雨が続きますが、自社の水害リスクについて調べたことはあるでしょうか?
今回は、災害こそ事前の備えが肝、増加傾向だからこそ、早めの水害対策を!
という記事を書きたいと思います。
■ 大雨・豪雨が増加傾向
季節外れの雪や、40度に迫る酷暑など...近年、異常気象が増えています。
特に、増加傾向にあるのが「大雨・豪雨」です。
気象庁の調べによると
「傘が役に立たなくなるほどの激しい雨」の発生件数は10年間の平均を比較すると
ここ45年間で1.9倍に増加しているそうです。
■ ある老舗旅館の事例
万が一、企業が豪雨の影響を受け、浸水に巻き込まれてしまえば 甚大な被害を受けることは間違いありません。
とある老舗旅館では、局地的豪雨により約1か月間の営業停止を強いられたそうです。
同社の売りであった歴史的な建物の浸水、さらには、設備の故障など物的な損害も大きな痛手となりました。
幸い従業員の命は助かりましたが、彼らの人件費をどうやって守るか...
経営者は頭を悩ませました。
しかし、この老舗旅館は売上ゼロにもかかわらず
従業員の生活を守りながら旅館の復旧を成し遂げたのです。
その裏には、水害リスクを想定して2年ほど前に加入していた
「損害保険の備え」があったといいます。
■ 国土交通省ハザードマップ
災害には、事前の対策と備えが有効です。
まずは、土地の浸水度が調べられるハザードマップで自社の水害リスクを予測してみてはいかがでしょうか?
■国土交通省ハザードマップ
https://disaportal.gsi.go.jp/
■ 万が一の時のリスク管理を
今回は、水害対策についてお伝えしました。
対策の一例として、事業の継続に不可欠な機器は、高層階に置くなどの工夫をしている企業もあるようです。
ぜひこの機会に対策を検討してみてください。
会社の「存続」と「発展」のために。
キキ・コンサルティング
代表取締役 石田由紀子