こんばんは。
キキ・コンサルティング・代表の石田です。
最近、よく経営者仲間で話題になることの多い「契約書」についての記事です。
■ 円満な契約解除は可能?トラブルを防ぐカギは契約書に
ビジネスにおいて会社の状況が変わり
契約解除に至ることは決して珍しいことではありません。
しかし、双方の意見がまとまらず話し合いが難航することもしばしば。
中には裁判にまで発展するケースもあるようです...
そこで、契約解除トラブルを防ぐために有効だとされているポイントを2つご紹介します。
■ 1:契約書の4項目をチェック
契約書は細かい字でボリュームもありますが、以下4点は最低限チェックしておきましょう。
・契約条件
・契約期間
・損害賠償
・裁判所
契約解除で特に問題となりやすいのが『損害賠償』です。
途中で解除する場合に発生するリスクをあらかじめ明確にしておくことで、解除時のトラブルはかなり軽減できるようです。
また万が一裁判となった時のための、どこの裁判所で争うのかもあらかじめ決めておくと良いそうです。
なぜなら遠方の取引先と裁判になった場合、先方の最寄り裁判所が記載されていると裁判の度に時間も交通費もかかってしまうからです。
■ 2:リーガルチェックをする
会社に法務部があったり、顧問弁護士がいたりする場合は、契約書を締結する際、必ず内容を確認してもらいましょう。
しかし、中には法務部が存在せず、顧問弁護士もいない企業もあります。
そのような場合は、弁護士に依頼して契約書の内容をチェックしてもらうと安心です。
費用はかかりますが、後から深刻な事態に陥ることを防ぐための保険として捉える企業も多いようです。
■ リスクマネジメントの重要性
内容を十分に確認したうえで契約を結べば解除トラブルの予防に繋がります。
このようなリスクマネジメントは会社経営を支える取り組みにつながります。
契約を結ぶ際は、あらためて確認してみてはいかがでしょうか?
今回は、契約解除トラブルを防ぐ契約書についてお伝えしました。
忙しいと読むのが後回しになったり、つい流し読みしたりしてしまうこともあるのではないでしょうか。
後から大変な思いをしないために、弊社もしっかりチェックをしようと思いました。
会社の「存続」と「発展」に心をつくし
みんなの笑顔と幸せを作り続けます。
株式会社キキ・コンサルティング
代表取締役 石田由紀子