こんにちは。
キキ・コンサルティング代表取締役の石田由紀子です。
皆さま、会社の防災対策は万全でしょうか?
現在、日本では毎年のように台風、豪雨、地震といった自然災害が発生し、多くの企業がその影響を受けています。
例えば能登半島の地震と、豪雨災害は記憶に新しいところです。
本日は、そんな自然災害のリスクについて記事を書きたいと思います。
■ 具体的な被害額は
2018年に発生した西日本豪雨では、中小企業の被害額が約4,738億円に上るという報告がありました。
大規模災害は会社の存続を脅かすリスクであり、適切な対策が講じられていない場合
経営が行き詰まり、最悪の場合、倒産に追い込まれる可能性も否定できません。
■ ハザードマップ確認していますか?
こうしたリスクを踏まえると、企業経営における「防災意識」を高め、日頃から備えることが重要です。
とはいえ、2019年の「小規模企業白書」によると、会社周辺のハザードマップを確認している事業者の割合はわずか37.3%と、予想以上に低い水準にとどまっています。
自宅のハザードマップは確認しても、職場周辺の地図を意識する事業者が少ないという現状が浮き彫りになっています。
■ 企業の災害対策の基本
自然災害の発生を防ぐことはできませんが、企業として対策を講じておくことはできます。
企業の災害対策の基本は、以下の2点に集約されます。
従業員の安全確保
迅速な復旧が可能な職場環境づくり
■ 具体的な対策
具体的な対策としては、次のような取り組みが考えられます。
防災用品の定期的な点検
防災用品は備えるだけでなく、定期的にその内容を確認し、必要に応じて補充・更新を行うことが求められます。
避難経路の確認
災害時に慌てずに行動できるよう、従業員が避難経路を熟知していることが重要です。定期的な避難訓練も有効です。
重要データの複数バックアップ
災害時にデータを失わないよう、重要なデータはクラウドなど複数のバックアップ先を用意することが推奨されます。
こうした対策はすぐに取り掛かれるものであり、取り組んでおいて損はありません。
まずは、会社周辺のハザードマップを確認するなど、実行可能なところから始めてみてはいかがでしょうか。
■ 会社の存続と発展のために
弊社では、企業が直面するリスクを多角的に分析し、災害リスクから会社を守るためのサポートを行っています。 自然災害は、いつどこで発生するか予測が困難なため、万全な準備が必要です。
これを機に、災害に対する備えを見直し、大切な会社と従業員を守るための一歩を踏み出していただければと思います。
リスクに備え、災害に強い企業づくりを共に目指しましょう。
会社の「存続」と「発展」に心をつくし
みんなの笑顔と幸せを作り続ける
株式会社キキ・コンサルティング
代表取締役 石田由紀子