こんばんは。
最近、めっきり寒くなって来ましたね。キキ・コンサルティングの石田です。
今日は、最近ご相談の多い、コミュニケーションに関する企業が抱える2つの労務問題について書きたいと思います。
■ かつて労務問題といえば
■異動や退職、給与など待遇を巡る問題
■労働災害や労働保険を巡る問題
■長時間労働や休日出勤を巡る問題
上記3つが主に挙げられていました。
現在でも問題にはなっていますが、『働き方改革』の影響もあり、改善を図る企業も多くなってきています。
一方で、近年新たに浮上している労務問題があります。
■ 近年増加している2つの労務問題とは
ここ数年で増加している労務問題は
■ハラスメントを巡る問題
■メンタルヘルスに関する問題
です。
昔は当たり前のようにしていた声掛けや気軽なコミュニケーションも
最近では『パワハラ』や『セクハラ』として扱われたりします。
さらに、これらのハラスメントをきっかけとして『うつ病』を発症するケースもあり
従業員の重大な健康問題にもなっています。
■ 早期解決のための中小企業の事例
これらの労務問題を早期解決するため、以下のような対策を行なっている中小企業があります。
①専用の相談窓口を設け、従業員が困った時どこに相談すべきか明確にする
②就業規則などを見直し、うつ病時の休職などいざという時フォローできる体制を整えておく
■ 早期解決が重要なリスクマネジメント
問題は未然に防ぐのが一番です。
しかし、起こってしまった場合の早期解決策を決めておくことが、企業にとって重要なリスクマネジメントとなります。
いざという時に落ち着いて対処するためにも社内の体制を確認してみてはいかがでしょうか。
今回は、現代の労務問題についてお伝えしました。
時代と共にコミュニケーションの取り方にも変化を感じますよね。
会社の存続と発展のために。
何か経営についてのお困りごとがありましたらご相談ください。
キキ・コンサルティング
代表取締役 石田由紀子